2008年7月 1日 (火)

食は命の源!

学校給食は、調理の民営化によってどう変わったか?そして、食物アレルギーの対応は?食育はやっているのか?…ということを探りに、戸塚区の東戸塚小学校に視察に行ってきました。080624_13590002

東戸塚小は戸塚駅から5分のところに位置していますが、校門を入ると並木があり、せせらぎが流れ、ちょっとした里山気分。街中にもこんな広々した学校があるんですね。

給食の民営化で、低学年は食器や食材を教室前まで運んでくれるようになりました。ちょうど給食のワゴンを、子供たちに渡すところに出くわしましたが、クラスの給食当番さんが運んでくれた人に大きな声で 「ありがとうございます!」 という場面にも遭遇し、民営化になっても、調理員さんと子供たちとの結びつきを考えていることがうかがえました。

一年生は、特に給食の時間が大変。以前は、学校に慣れた4月末から給食が始まっていましたが、今は入学してすぐに給食が始まるので、先生も生徒も大わらわ!それが、教室前まで運んでくれることによって、食べる時間も増え余裕もできて、これも民営化のメリットですね。

食物アレルギーの子供は20人ほどいるとか。栄養士さんと調理員さがそれぞれの子供に応じた給食をつくっていました。この学校は、「アレルギーの手引き」も職員の研修に利用し、保護者との連絡も密にできている様子でした。栄養士さんの人柄もよいせいか、保護者と学校の信頼関係もバッチリhappy01のようです。

080624_13380001 地元の農家の方の指導で作られた「田んぼ」も見せてもらいました。広い学校の中に、花壇を改造して作った水田に子供たちがどろんこになりながら田植えをしたとかriceball

地域とのかかわりもあり、食のありがたさもわかります。多くの学校が、バケツに稲を植えることをやっていると思いますが、枯れてしまったり、収穫もイマイチだったりします。恵まれた学校が羨ましく思いました。

食はエネルギーのもとであり、命の源!この田んぼを使って食育もできます。また収穫の頃に行ってみたい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月18日 (火)

公立の学校ガンバレ!

今日は小学校の卒業式。天気が良くてよかったですね。

今年、横浜市内の市立小学校を卒業する児童のうち、私立中学校への進学予定者が過去最高の19%にのぼったとか。特に青葉区では3割を超え、都築区や港北区が東京に近いからか、多いようですね。

私は自分も小中高公立なので、公立派。子どもも公立に進みました。

杉並区和田中学校の夜スペが話題でしたが、藤原校長は、「公立は成績上位の子をさらに伸ばす努力を怠ってきたのでは」 と言っています。確かに成績の良い子にとって魅力的な授業がされていないかもしれない。

でも、和田先生の言っているように 「公立で学ぶよさは、地域社会と共存できること、多様な考えの人間が一緒に学べること」    私もそう思います。

学力を伸ばすことも必要でしょう。でも、人とのコミュニケーション能力が欠如していれば、社会では生きていけません。世間には色々な考え方や価値観や環境があることを、公立の学校へ行くことで触れることができます。

先日の娘の中学の卒業式には、地域の人が大勢参加していました。子どもは色々反発しながらも、それなりに学ぶことがあっただろうし、気の合う友達にも会えた。親としても中学を通じて地域の人と知り合って、絆を深めています(主に夜?)

人にとって何が必要か…を考えれば、公立の学校も決して見捨てたものではありません!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 2日 (土)

高校入試と絶対評価

娘の高校入試が近づいてきました。本人はちょっとストレスたまり気味。私もちょっとそわそわしています。

塾からは、高校別の入試結果データという分厚い本が配られ、その中には個々に(もちろん匿名ですが)内申点、入試得点、どこの高校を受験したか、その結果…などシビアなデータが載っています。(このデータって学校が公開してるってこと?)

内申は5年前に絶対評価になりました。技術がない子も頑張れば評価をしてくれるという利点はもちろんありますが、内申の1点、2点が、高校の合否に大きく関わってるという現実はどうも納得できない。

先日意見交換した高校生も言っていました。先生と仲良くすればいい点はもらえると。反抗期の中学生が先生をうさんくさいと思うのは当たり前(私もそうでした)。実力はあっても反抗的だと評価ががくんと落ちる。

そのために受験する高校のレベルが下げられてしまう。高校生になれば変わるかもしれないのに!

内申はあくまでも合計点で評価されるから、美術が5でも数学が5でも同じ。大体持って生まれた能力が左右する美術や音楽や体育の評価っていったい何だろう…。

いろいろ受験の理不尽さを感じながらも、親としては1点に一喜一憂しているのが現状。

ともかく万全の状態で試験を受けて、希望通りの高校に合格するのを祈るのみ!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 4日 (日)

学力っていったいなんだろう?

新しい学習指導要領が発表されました。中学理科と外国語は33%増。国語も増えたものの、中学では国語より外国語が多くなっています。これでいいのでしょうか?

英語教育も、小学校で楽しい英語に触れても、中学、高校では受験用の学習をやらざるを得ない。それでは、生徒がわくわくするような授業ってできないですよね。

それに英語よりやっぱり国語を重視すべきと考えている人も多いはずです。

週5日制は維持するので、結局減るのは総合学習。総合学習を有効に利用して、「生きる力」を養って欲しいと願っていただけに、この改定は残念です。

横浜市の教育ビジョンでは、総合学習を 「横浜の時間」 と名づけ、市民力・創造力を養う時間とする構想だったけれど、こんなに減らされて、果たしてうまく進めるのでしょうか?

娘が受験生で、トイレの壁に、歴史の年表が貼られました。何年に何が起きたかを、一生懸命覚えているけれど、それってあまり役に立たない!歴史ってその背景とか、そこに至った経過とかが分かると面白いのに…と思いつつ、今の受験の枠にはめられているかぎり、しょうがない…。

授業数が増加すれば学力は伸びるのか?読解力に優れているフィンランドは、日本より授業は少ない。子どものやる気を引き出す授業にしなければ、子どもたちがアップアップするばかりでしょう。

学力っていったいなんでしょう。知識だけではなく、自ら考え、創造し、行動できる力を身につけられるような教育について、もっと議論しなければなりません。

「今日は学校でこんなことやったんだよ!」と、子どもが目を輝かせて親に話せるような授業をうけさせたいですね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年7月13日 (金)

子どもの心は社会の鏡

夜中にふとテレビを見たら、夜回り先生こと水谷先生が、子どものいじめについて話していました。30人の子どもと30人の親が質問に答えていました。

・いじめられたことがある子…20人  ・知らん振りも含めいじめたことがある子…20人

これが現状。昨日までいじめていた子が、今日はいじめられる側になることはありうる。今教育再生会議では、いじめる子に対して、出席停止など厳罰化を進めているが、白黒つけて片方だけ守るというやり方は、決して問題解決にはならない。(全く同感!)

いじめは子ども対子どもの問題だけではない。いじめる側の背景には、必ず周りの大人、社会が絡んでいる。大人の社会の鏡である。(そう、そこに触れていかなければいじめの本質はわからない)

昔もいじめはあった。今と違うのは何か。それは子どもが違うということ。心が弱くなっているということ。昔は外遊びのなかで、人と人とぶつかり合いながら心の強さを作っていった。今はどうだろう。携帯、ゲーム、パソコン、これは大人が作った社会であるけれど、人とのかかわりが薄れて心の弱さにつながっている。(そうです。今の子どもをつくったのは、今の社会をつくったのは大人です)

070713_161601 最後に、じゃあ今できることは何か、という話がありました。

親ができること…子どもの状況を受け入れる。たとえいじめや不登校になったとしても、明るい家庭にすること。

子どもができること…いじめの現状を一人で背負わないで、必ず回りに話す、叫ぶこと。日のあたる場所に出して皆で解決すること。必ず誰かが助けてくれる。

いじめの問題は本当に深刻です。水谷先生のところにもたくさんのメールや電話が来るそうです。でも救いきれなかった子もいる。その贖罪を背負って水谷先生は夜回りを続けているそうです。

子ども一人ひとりに真剣に向き合える大人が、いじめ対策には必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月18日 (月)

外国人のこどもへの学習支援

横浜市は2009年に開港150周年を迎えますが、外国人は毎年増え続けています。近所にもいろいろな国の人が増えてきたと感じている市民も多いことでしょう。

これまで私は、一般質問、局別審査などで、多文化共生について質問し、特に外国人の子どもに対する学習支援、日本語教育、不登校の児童の把握などを要望してきました。

日本語を話すことのができない外国人の子どもは、まず日本語教室などに通って、日常会話を覚えます。しかし、この日本語教室は市内に四箇所しかなく、指導者もここ10年25人のままです。

子どもたちは日常会話はすぐに覚えます。しかし、授業での日本語はなかなか理解できず、授業についていけない、クラスに居場所がない、そして不登校や不就学につながるケースも多いと聞いています。

そんな子どもたちのために、2002年に国際交流協会の委託事業で行われた「母語による学習支援サポーター」がとても有効であるということで、さらに充実していくよう提案していましたが、人材確保や人件費の問題でなかなか進まないのが現状でした。

それが先日、新聞で横浜市が「外国人の子どもに対する学習支援サポーターを募集している」という記事を見つけました。外国人が多い中区、鶴見区、南区などが中心で、今のところ中国語、ポルトガル語の募集です。

教室で居場所がなくてしゅんとしていた子どもが、サポーターの人と母語で話をしていたら、回りの子に「他の言葉が話せるなんてすごい」と尊敬されたり、勉強がわかるようになって学校が楽しくなったという話も聞いています。

まだまだ増えていく外国人の子どもたちが、横浜に来ても希望をもって、自分らしく生きられるようサポートしていきたいものです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年5月17日 (木)

また一歩階段をあがってしまった…国民投票法案可決

国民投票法案が可決をされました。この法案は憲法を改正したいという安倍首相の野望を実現するための大きな一歩であり、国民への説明もないまま、同意も得られないまま、あれよあれよと決まったことは本当に残念です。

安倍首相は参議院選挙の争点は「憲法改正」と言っていますが、国民は、先日発表された調査でもわかるように、憲法改正よりも、もっと生活にかかわる格差是正、教育、年金、医療などの改善を望んでいます。

憲法は権力を牽制するために存在すると聞いたときは驚きました。その時代の権力者の野望(戦争をするために憲法を改正したいという)を牽制するためにあるとしたら、安倍首相が国民の思いを無視して、憲法改正と声高に叫ぶことの可笑しさに、私たちも気付かなければいけないでしょう。

国民投票法案も、18歳からの投票とあります。教育の現場で、現代史を適当に流され、戦争や憲法の意義を教えられていない子どもたちが、いざ憲法改正を問われたときに、なにを根拠に判断したらいいのでしょう。

判断力や思考力が身につかない今の受験中心の教育の中で、急に大人扱いにすることに無理がある。大人扱いするのであれば、自分の考えの下に判断できる教育や、経験をさせて、一票の重みを考えて投票できるような、そんな教育が必要ではないでしょうか。

安倍首相は、アメリカの若者が血を流しているのに、今の日本憲法のもとでは、日本の若者が血を流さないのはおかしい、と言う発言をしたそうです。

国家というまるで形のない、権力者が動かしている虚像のために血を流さなければならない。この不条理さに多くの人が声をあげなければ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 1日 (火)

セクハラ教師っていったい…

神奈川県教育委員会が高校生対象に行ったアンケートによると、被害にあった生徒の4割が教師からであったと報道されています。

生徒11万4千人にアンケートを配布し、無記名で直接返送され362通の回答があったとのこと。

被害にあった生徒は、精神的に落ち込んだり、意欲がなくなったり、学校に行かなくなったりといった影響が出ており、そのことを相談せずに我慢した生徒も少なからずいるようです。

潜在的な被害は相当あるのではないでしょうか。高校生ともなれば、ある程度危険を察知したり、抵抗もできるでしょうが、これが小学生ともなれば、抵抗もできない。

セクハラ教師の事件報道があるたびに不快になり、女の子を持つ親は不安になりますが、こんなにセクハラ教師が存在しているのならば、教師免許の更新制度も現実的な話になります。

ただ、適性検査や面談では、セクハラ教師はつかめない。やりそうもない先生がやるから問題は奥深いのです。専門的な相談窓口も必要でしょうが、その前に何とかセクハラ教師を減らす方法を考えなければいけません。

このくらいいいだろうと、相手の不快感を理解できない人が多い、それも教師であるにもかかわらず!若い頃に受けた傷は、あとの人生に影響します。信頼関係が全てです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月20日 (金)

食物アレルギーの子どもは40人に一人

文科省のアレルギー疾患の調査で、全国の小中高で食物アレルギーの子どもが2.6%と言う結果が発表されていました。

先日朝の番組で、食物アレルギーが特集で取り上げられていました。まだまだ認知が少ない中、マスコミが取り上げてくれることは嬉しいことです。

小学校では、40人に一人の割合で食物アレルギーの子どもがいて、そのうち学校給食で配慮しているのは84.1%。その対応とは、

○食材の表示 67.1% ○弁当持参 24.5% ○除去食 58.1% ○代替食 20.8%

以前ブログで紹介しましたが、横浜市でも除去食の対応は進んでいます。手引きもできて学校での取り組みも改善しつつあります。

アレルギー対応が進んでいる松本市では、給食センターにアレルギー室を作り、代替食の対応をしています。1999年7人の子どものために始めたアレルギー食対応が、2006年には51人となり、アレルギー室を拡張、今では200パターン以上の代替食のメニューをつくっているそうです。

保護者と給食センターがメニューのやり取りをして、個々の子どもに合わせたメニューを作っているとか。見た目も変わらず、栄養も配慮した代替食なんて、保護者としてはうらやましい限りです。

番組では皆が同じメニューを食べることの意味も問われていましたが、食育の必要性が言われている今、給食を通じて食の意味やあり方を考えていくことは重要です。

食物アレルギーを持つ親にとって心配な修学旅行がもうすぐです。完璧な対応なんて望みません。中途半端な対応が一番怖いんですよね。

子どもも社会に出て行く上で、自分の状況を知る必要はあります。そして自分の身は自分で守るということも。

時には命にかかわる食物アレルギー。そんな人がいるということも知ってくれるとありがたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月14日 (水)

今期最後の常任委員会~教育委員会編~

最後の常任委員会は、いつものごとく白熱した?委員会でした。070314_182002

ここ1年、教育のあり方について色々な議論がある中、横浜市は「教育ビジョン」、「推進プログラム」を策定し「横浜らしい(?)」教育を進めようとしています。

その基本となる「横浜版学習指導要領」は、先日素案が示されましたが、なんとも漠として具体策がない。「横浜らしい教育」とは何か、その姿がなかなか見えてきません。

教育基本法の改正、それに伴う国の学習指導要領がどのようになるのか。横浜の教育が国の指導要領にどこまで縛られることになるのか…今後も注目していかなければいけません。

請願では、「太尾小学校の給食調理民間委託の延期」が審議されました。

これまで45校で行われ、来年度20校実施される予定の、給食調理部門の民間委託は、アレルギー対応の充実、低学年の運搬負担の軽減、調理師の柔軟な確保など、メリットも大きく、ネットは賛成の立場です。これまでも何校か視察に行きましたが、成果は上がっている例が多いようです。

しかし、太尾小では、校長や教育委員会の説明や対応が悪かったため、保護者の反発が大きく、請願が提出されました。

保護者からの手紙や資料だけでなく、知り合いから聞いた説明会の様子でも、校長が「私は上からの支持に従うだけ!」「これは子どもとは関係ない!」などの暴言があったそうで(これは教育委員会も不適切な発言があったと認めました)、保護者としては納得いきませんよね。

「給食の太尾」という自負があり、給食に対する意識が高い保護者が、ちゃんと納得が行く説明と話しあいが行われるよう、この請願に賛成しました。結果は、×(不採択)となりましたが…。

学校と保護者の信頼関係はとても重要。学校と教育委員会は、民間委託がこれまで順調に進んできたのをいいことに、当然でしょ!といわんばかりの誠意のない対応をして、保護者が反発したのです。反省してほしいですね。

070314_182001 513校を抱える大都市横浜の教育委員会の審議は、問題も様々ある中で、子どもの保護者としての経験を生かすことができて、充実していました。

公立小中学校の批判もありますが、横浜市立小・中で楽しく過ごしてきた私としては、また、娘の通う中学校を応援する保護者としては、エールを送りつつ、子どもたちがみんな生き生きと通える学校となることを願っています!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月11日 (日)

出席停止でいじめは解消できますか?

予算特別委員会の「教育委員会」の局別審査では、いじめの問題を取り上げました。

横浜市の義家教育委員が参加している「教育再生会議」では、いじめをなくす方法として、加害者に対し出席停止を活用するとあり、特に義家さんが主張していると報道されています。

厳罰によっていじめをなくそうなんて!子どもにはそれぞれに複雑な事情や気持ちを抱えています。出席停止でいじめがなくなるほど単純ではありません。

教師がどこまで子どもと本気で向き合うか、いじめの芽にいかに早く気づくかが重要でしょう。

出席停止は、ある意味「教育の放棄」です。愛情をもった対応が基本です☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月14日 (水)

ネットの提案が実現!「食物アレルギー対応の手引き」が完成!

完成しました!「学校給食における食物アレルギーの手引き」が!

杉山議員が、昨年の夏から、学校給食のアレルギー対応の聞き取りや実態調査を行って、教育委員会に申し入れをしてきたことが実現したわけです。

食物アレルギーを持つ子どもは増えていて、横浜市の小学校343校に、5,289人のこどもたちが食物アレルギーを持っています。

これまで横浜市は、学校側の知識不足や一定の決まりがないため、学校によって対応がまちまちでした。場合によっては命にかかわることもあり、事故が起こったときの処置などの心配もありました。

手引きの内容は…・食物アレルギーとは?  ・学校給食での対応  ・学校給食の実施方法  ・教職員の役割  ・情報管理  ・除去食の調理作業手順

という構成となっていますが、この手引きをもとに、全教員が知識を共有し、そして一人ひとり症状にあわせた対応ができるといいですね。

言ってきたことが形になってできてくると、達成感があります。有効に活用されることを期待!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月22日 (月)

みんなが行きたくなる学校ってなんだろう~不登校から見る教育フォーラムに参加して~

1月20日、ネット横浜・港南が主催する「不登校から見る教育フォーラム」に参加しました。パネリストは、小学校で不登校を経験し、今は東京大学大学院で社会学を学んでいる 貴戸理恵さん、また、10歳で登校拒否になり、その後フリースクールの東京シューレを経て今はフリーターの 常野雄次郎さん。そして、親の立場から、伊藤ゆり子さんとネットの市会議員の石上さん。

私は今、ネットの議員として教育委員会を担当していますが、以前決算特別委員会で質問をするときに、貴戸さんの書いた「不登校、選んだわけじゃないんだぜ!」という本を参考にしました。

少しでも不登校の子どもの心理に迫りたいと思ったけれど、不登校の捉え方も経験者によっても違うし、簡単に理解なんてできない。結局は不登校という方法で、今の学校のあり方を問うているのだと思います。

横浜市では昨年度の不登校児が全市で 小学校 864人、中学校 2523人 もいます。特に中学生は一校あたり平均15人はいる計算です。娘の中学でも、不登校がとても多い。えっ、あの子も?というくらい、知っている子が不登校になっていくのです。

貴戸さんの本には、「安易に理解や共感はできないし、してほしくない。」と書いてあります。「わかってもらえなくてもいいけど、わからない私をあるがままに認めて欲しい。」   当事者もなかなか当時を分析できない、そのもどかしさが伝わってきますが、とにかく一人ひとりを受け止めることが、まずは必要なのではないでしょうか・・・。

「私は学校なんか行きたくなかった。そして、同じくらいの確かさで、学校に行きたかった。だけど行けなかった。」という箇所に唸りました。不登校児は(親もでしょうが)、学校に行かないことは罪であるという世間の常識の中で、大きな不安感と後ろめたさをもっている。

「我慢してでも行く価値のない学校」「行きたくても行けない学校」って何だろう?「行きたくなる学校」を作るにはどうしたらいいんだろう?

フォーラムでは、現在の教育制度そのものが間違っている、学校をなくせばいい、バウチャー制度にして自由に選択できるようにすればいい、という議論もされました。

もしかしたら、それも選択の一つであるかもしれないけれど、今の日本の社会構造で、また地域の活動の中心として、学校の役割が見直されている中で、その実現は難しい。それより、今の学校、教育制度を「みんなが行きたくなる学校」へ作り変えることが、今の課題ではないかと思います。

とはいえ、今国が進めている教育再生会議は、とてもそこに重点を置いているとは思えない。ギューギューと締め付けながら、ついてこれないやつはこなくていいよ、という姿勢が見えます。

どうすれば子どもたちみんなが、「行きたくなる学校」になるか。大人に突きつけられた大きな課題です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月20日 (水)

「今、学校で何が起きているのか」~学校現場の声を聞く~

教育基本法が改正されてしまいました。地域の方と話していても、この改正に怒っている人がたくさんいます。Img_17801

私たちは、机の上での理想論を押し付けるだけでなく、現場の声を聞きたいと、12月10日に金沢地区センターで、横浜市教職員組合の山本先生にお話を伺うフォーラムを開きました。

学校教職員としての日常を聞くと、本当に大変だと実感しました。重点研究や研究事業、様々な研修があり、横浜で進めているG30も先生にとっては結構負担のようです。

今の競争原理にあおられている教育によって、教師の負担や締め付けはきつくなり、教師が子ども一人ひとりにしっかりと対応できない状況だそうです。

確かに、横浜で掲げられた「横浜教育ビジョン」をみても、15の重点政策、30以上にのぼる最重点事業とあまりにも課題が多すぎて、ため息が出ます。ましてや教師は理想を掲げるビジョンと現場のギャップをいろいろ感じているでしょう。

山本先生は、現場の声をもっと聞くべきだ、子どもたちの成長をしっかりと受け止め、人生を切り開くために必要な力、環境を見直していくべきだと言っていました。

いじめによる自殺や学級崩壊など、学校をめぐる問題が取りざたされていますが、学力が高く、まじめで品行方正な子どもをつくるために、大人はいろいろなプランを押し付け、競争をあおり、学校格差、学力格差を広げているように感じます。

人生にとって何が重要で、教育でできることは何か、今、子どもとしっかり向き合うにはどうしたらよいかという視点が、抜け落ちているのではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 6日 (水)

文部科学副大臣が中学を視察。見えたものは何ですか?

文部科学省は 「子どもを守り育てるための体制づくりのための有識者会議」 (日本語としてちょっと違和感が…)という専門家の会議を持っています。

特に今課題とされているいじめ・暴力行為などの実態把握や効果的な取り組みの審議・研究を行い、対策の充実に資するそうですが。

その指揮官である、池坊保子文部科学省副大臣が、4日金沢区の六浦中学校に視察に訪れました。専門家の学識経験者など7名が相当数の行政の方を引き連れての視察だったようです。

10:30 中学校到着  10:30~10:45 授業視察  10:45~11:00 校長等との懇談

実質30分の視察でありました。報道陣も相当数来ていて、生徒たちはわけもわからず喜んでいたそうです。3年生のクラスの視察で 「いじめはありますかー?」 とストレートな質問をしていたということですが、この視察で何が見えたんでしょうか?

実態を知らないままに机上で語られるのも問題だけど、視察するならもっとじっくり生徒と向き合って欲しいものです。

この視察先に選ばれたことは名誉なのか、なんなのか…。普通の中学校の実態が垣間見えたのか…。有識者の皆様、表面的な取り組みではなく、是非真剣に取り組んでくださいね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月24日 (金)

学校選択性は何をもたらすか…大分市での試み

市民教育委員会の視察で、学校選択性を導入しようとしとぃる大分市を視察しました。

学校選択性については、市民からも賛否両論、様々な意見も出されたようですが、大分市では「より近い学校に行ける」「特色ある学校を選ぶ」というメリットを掲げ、導入に踏み切ったようです。

学校選択性といっても、自由選択性ではなく、隣接の学校を選べるというもの。確かに学区の境目の子どもたちは、より近い学校に行ける、というメリットがあるものの、デメリットも多いのでは…。

学校格差を生む。校区外の子どもの安全確保。地域コミュニティが崩れる。希望する生徒が多いか少ないかで評価が決まることへの教師の抵抗感。選択が風評に左右されるのではという不安…。

学校は少子化という大きな問題を抱え、何らかの対策をせざるを得ないといえ、今の社会では学校と地域とのつながりがより求めれており、選択性にしなければ学校が活性化しないというのもおかしな話だと思いますが。

横浜市は 部活動などの事情によっては柔軟な対応をすでに行っています。いじめによる転校や、障害がある子への対応などの選択性はあるべきと思いますが、学校の競争をあおる、特に学力だけを重視するような選択になることはよいとは思えません。

大分市も今募集が行われているところ。その結果どうなるのか、今後の行方を見守りましょう。検証をどのように行うか、何を評価すべきか、教育力とは何か、いろいろ課題は残されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月14日 (火)

ほんの少しの勇気を持つこと

毎日のように、いじめによる自殺の報道が続いています。なんともやりきれません。本人の無念さとともに、両親の心痛はどんなものか…私だったらとても耐えられない。

学校は事故があってから、あわてて調査し兆候があったかもしれないといいます。もう少ししっかりと生徒と向き合っていたならば、事前に気づくのではないでしょうか。

もちろん「いじめ」はどこにでも存在し、なくならないでしょう。自分の学生時代を振り返っても、多かれ少なかれいじめが存在していました。

中学時代、スキー教室の帰りのバスで、一人の男の子が数人の男子にからかわれていました。日ごろからいじめの対象であった子です。本人は黙って耐えていましたが、そこで「やめなさいよ!」と大きな声が響きました。それは勉強もできて、かわいくて、男子の憧れの女の子の声でした。普段おとなしく、控えめな彼女が、大きな声をだしたことで、もちろん車内は一瞬静まり返り、いじめていた男子もばつが悪くなり、からかいも収まりました。

なぜかそのシーンを鮮明に覚えているのは、彼女の行動への賞賛の思いと、ただの傍観者であった自分に対する恥ずかしさだったのでしょう。

学校で起こるいじめは、当事者だけでなくそれを見ている傍観者が必ずいます。見て見ぬふりをしないで、いじめられている子の気持ちになって、ほんの少しの勇気をもつこと。自戒の念も込めてそうあってほしいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 5日 (日)

中村小学校で給食を試食 ☆ごちそう様☆ 

学校給食調理業務の民間委託が始まってから3年目。横浜市では現在45校で実施しています。その1校である南区の中村小学校での視察でした。

民間委託といっても食材を学校給食会で一括購入しているのは変わりません。では民間委託で何が変わったかというと…

①調理員さんが増えたことで、アレルギーや献立の多様化など、きめ細かい対応ができるようになった。  ②突然の休みや、イベントや独自給食などの際、人の配置に融通がきく。  ③運搬も会社が担うので、給食時間に余裕ができる。  ④重くて熱い食缶を持ち運ぶのが大変だった低学年は、こぼしたりする心配がなくなった。 Pa310046_1

などの効果も報告されています。中村小学校では、食器や、お盆、ご飯や食缶を入れるス テンレス製の「ランチカー」(右写真)で運びます。確かに安全で衛生的。

さて、視察の当日は3年4組にお邪魔しての給食試食。3人の女の子と一緒のテーブルでしたが、「だんご虫のオスとメスはどうやって見分けるか!」なんていう難問を出されながら、わいわいとおいしい給食を食べました。それから牛乳パックの開き方、洗い方も教えてもらいました。(ちゃんとG30を実践しています!)Pa310047

(今日の献立は、五穀ごはん、ちくわの磯辺揚げ、ひじきの煮物、もやしと青菜のおひたし、牛乳でした…和風でヘルシー!)

民間委託になっても、給食の安全と充実を目指し、食育を通じて食のありがたさを学んで欲しいです。

久々に小学生と会話をしたけれど、みんなきらきらと純粋な目をしてました。この子たちを守るのはやはり大人の責任。中村小学校のみんな!突然きたオジサンやオバサンたちを一生懸命もてなしてくれてありがとう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 1日 (水)

パソコンを使った授業を視察         ~コンピューターを使いこなせるかな~

パソコンを整備している学校がどんどん増えているようですが、果たしてうまく活用されているのか…インターネットで調べてくる宿題が出されたとき、パソコンを持っていない家はどうしてるのか…

当然これからの時代、パソコンを使いこなすことは必要だけれど、一つの道具として有効に使わなければ意味がない。情報があふれるほどある中で、関連する情報をやたらと集めるだけでなく、読み取り、まとめる、判断するということを教えていかなければいけません。

横浜市で、パソコン学習の先駆的な取り組みをしている「本町小学校」を視察しました。1年生のデジタルコンテンツを使っての算数の学習、4年生のペアでパソコンを使っての筆算の学習でしたが…。Pa310043

1年生は、パソコンを使っての説明をみんな理解しているのかちょっと心配。(みんなついていってるかー?)

4年生のパソコンでの筆算。確かにパソコンの扱いには慣れるだろうけど、筆算は書いたほうが早いんじゃないかなあ…。

「パソコンを使った学習は国際競争力を高める」  確かにそうでしょう。でも、どんな学習に使うのが有効か、じっくりと見極める必要がありますね。そして何よりも、有害情報が簡単に見られないよう対策を立てることが必要です。

Pa310038 パソコン学習よりも印象に残ったのが、仕切りのない教室!

床はカーペットで、廊下や教室を区切る壁がない!、明るくて開かれていて、自由で魅力的なつくりの学校でした。Pa310041_1 このつくりは、いじめ対策にも有効だと思いますよ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年10月26日 (木)

「よこはま学援隊」開かれた学校と安全管理の両立は可能?

連日視察が続きます。今日は横浜市神奈川区の青木小学校へ、「よこはま学援隊」の視察に行きました。(下の写真は地域ごとに集まって下校する様子)

Pa260014 防災、特に学校の安全に関心が高まっていますが、横浜市では保護者や地域住民5名以上で構成されるボランティア団体が、学校の安全管理やパトロール、登下校の見守りなどの活動を行い、活動費を助成するという「よこはま学援隊」という事業があります。

開始から2年たち、すでに187校で組織され、地域のPTAや自治会町内会を中心に行われていますが、視察に訪れた青木小学校は以前から、地域防犯力の強化を目指し「青木チャイルド・ガード(A・C・G)」を立ち上げ活動をしていたそうです。(おそろいの緑のジャンバーを着て通学路に立ってます)Pa260012

登下校時以外は、学校の3つの門は施錠され、職員室にあるモニターで、学援隊のメンバーが交代でチェックをしています。

私も以前、子どもの学校で登校時の見守りをやったことがありますが、子どもたちだけでなく、その日何かの発表会があって、保護者も続々と来るわけですね。

もちろん保護者の顔は全員知らないわけですから、もし保護者を装って不審者が来たとしても、私一人ではとても防ぐことはできないなーと感じました。

Pa260015 モニターで確認する人は、知っている顔でなくても、不審者かどうか判断して、開錠するかの判断をするわけですね。かなり責任が重いなと思いましたが、ともかく監視の目が常にあるということが抑止力になるということでしょう。

それにしても、厳重な監視のもとに守られている学校。ここまでしなくては安全ではない社会になったことは残念というか、寂しいというか…。

でも、これだけ子どもたちへの犯罪が多いなか、地域ぐるみで学校を見守るという体制は必要でしょう。一方で地域に「開かれた学校」を目指すにはどうしたらいいか。

鍵や監視カメラなどに頼らず、もっと多くの地域の目を学校に集めるような仕組みが作れたらいいですね。見守るというよりも、学校のなかで何か活動する仕組みをつくること。今進めようとしている部活動やクラブ活動のサポート、そのほかにも発達障害や外国人児童などの生活サポートなどももっと広がっていくといいのではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日 (土)

食物アレルギーのガイドラインに期待!

9月20日の一般質問で、ネット横浜の杉山議員が「学校給食における食物アレルギー対応について」の質問を行いました。

私もアレルギーの子供を持つ親として、杉山議員と一緒に小学校にヒアリングに行き、実態調査を行ってきました。

子供によってアレルギーを起こす食品が様々であり、その程度も異なる中で、栄養士や調理員がどこまで対応できるのか、学校としても試行錯誤というのが実態のようです。

うちの娘が小学校に通っていたときは、事前に学校で食品成分表を確認させてもらい、食べられないメニューのときは代替食を持っていきましたが、栄養士さんが配置されてからは、除去食だけでなく代替食も用意してもらうなど、きめ細かく対応してもらい、とても助かりました。

横浜市は学校給食の調理部門民間委託をはじめましたが、その協定書のなかに「アレルギー児童へ対応する」という一項目が含まれています。民間委託された学校は栄養士が常駐していますし、調理員も充実している場合が多いことから、アレルギー対応は期待できますが、指針がないために、どこまでやるべきか、やれるのか、一定のラインが決まってはいません。

親としていろいろ要求したいことはやまやまですが、その要求すべて応えることは困難でしょう。でも、学校によって対応が異なったり、好き嫌いと混同されたり、何か起こったときに処置が遅れたり、ということが生じないためには、ガイドラインの作成が望まれます。

仙台市はアレルギー専門の先生なども加わった検討委員会で、きめ細かなガイドラインを作り上げています。

そのガイドラインでは、アレルギーの基礎知識、アナフィラキシーショックに対する処置、栄養士、養護教諭、校長、担任の責任のあり方、保護者と交わす書式などが明確になっています。

保護者と学校、お互いが十分納得した上で、安全に楽しい給食の時間がすごせるよう、横浜市教育委員会が、仙台に負けないようなガイドラインを作ることを期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月17日 (日)

中学生自身が決める制服のルール

先日、娘の中学校の学年懇談会に参加しました。平日の午後でしたが、50人近い父母が集まっていました。中学生になれば、何でも親に話さなくなるし、年に3回の個人面談だけではどうも様子がわからない…という保護者が多いんでしょう。

P9170162 球技大会、職場体験、体育祭の様子をビデオ鑑賞し、グループに分かれての意見交換では、服装の乱れ、制服の話題に…。

合唱コンクールなどを見てはっきりわかるのは、学年が上がるにつれ制服の着方が変化すること。男子はズボンが下がり気味?女子はスカートが上がり気味?ワイシャツのボタンもだんだんはずれてるんじゃない?

先生はモチロン注意しています。(もっと厳しくやってほしいと言う声もありますが)皆がやってるからいいんだ、という事を大人も認めてしまってはいけない。常に「それでいいの?」と声をかけているそうです。徹底的に取り締まるより、自分たちで考えさせたいとのこと。P9170160_2

P9170161_1  この中学校では、女子の制服のベスト(…はあまり着ていません。市販のグ レーや紺のベストを 着ている生徒が多いのが実態。)について、生徒会で話し合い、制服でも市販のベストでもOK、着なくてもよい、というルールを決めたそうです。

ルールを守らないのではなく、このルールはどうなんだ?と生徒自らが考え、先生も納得させ、変えた、という段階を踏んだことに意義がある、と先生は言っていました。

金沢区の公立中学校で、制服がないところは三校ほどあります。そのことで、学校生活が乱れていると言う話は聞いたことがないし、親の評判はおおむね良好です。娘は制服はあった方がいいと言います。同じ制服でも微妙に個性を出す工夫をしているようです。もちろん回りを不快にさせる服装は困りますが。

20ン年前、私が中学生の時も、服装チェックがありました。靴下は白のみ!くるぶしから10センチまで!ワンポイントはダメ!風紀係がものさしで靴下の長さを測っていました!「いったいこれって何の意味があるの?」と皆で憤慨したのを覚えています。

中学生は自我が目覚める時期。みんなで納得して、先生も了承してもらえるよう自らルールを決めていく。社会への参加の第一歩ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月21日 (金)

町内会の祭礼に中学生が参加し奮闘!

P7160012 7月16日は金沢区の近隣町内会の祭礼日!娘の中学では、今年はじめて、中学生が所属する町内会のお祭りに(授業の一環として)参加するという取組みにチャレンジしました。

学校からの申し出に町内会は多少戸惑ったかも。なんせ100人を超える中学生が参加する町内会もあるのですから。

さて当日。中学生は体操着で参加。皆が法被を着たらもっと盛り上がるけれど、予算がないから無理か…。

中学生の働きぶりを見に、各町内を覗いてきました。みこしかつぎ、山車をひく、お神酒所の準備、ゲームなどの受付、荷物運び等々。暑い中、皆しっかりと働いていました!P7160026

P7160024 最近は少子化で、子供会も盛り上がらないし、子どもたちの祭礼の参加も減り寂しくなる一方…。そんな中、中学生の参加は、お祭りに活気を与えたのではないでしょうか。                   

地域のおじさん、おばさんに声をかけられ、娘も面白かったとの感想。毎年の行事として定着すればいいですね。町内会の方々、先生、中学生のみんなお疲れ様!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月20日 (木)

横浜ならではの市立高校とは…

昨日の常任委員会は、「横浜市立高校教育改革推進会議の答申」の議案に、各委員から様々な意見が噴出し、委員会は4時間にも及びました。

横浜市が高校を持つ意味は何か。その使命は何か。教育のあり方について様々な課題が見えてきた中で、市立高校の今後のあり方について教育長から諮問が出され、6月に答申が出たわけです。

横浜市の県立高校は49校、私立は39校そして市立高校は9校。その中でどのように特徴を出していくかはこれからの大きな課題です。

答申では、小・中・高・大の一貫した方針による教育を推進するとあるけれど、一方で一昨年から神奈川県では学区撤廃になり、市外の生徒も流入している実態との整合性は?戸塚定時制高校の今後の方向性は?横浜らしい教育って何?

答申のポイントは、「横浜版バカロレア(大学入試資格)」とあります。でも大学は横浜市大と横浜国大と慶應大学のみ。市立高校に通う8000人のうち、その資格を得られるのはほんのわずかなのに、それが今回の改革の目玉?

どう考えても、質の高い優秀な子どもをターゲットにした改革案にしか見えない内容です。「生徒一人ひとりが、自らの能力と個性を伸ばし、希望する進路にすすむことができる高校」を市立高校の使命とするのであれば、優秀な生徒だけに目を向けず、高校で既に格差社会に巻き込まれている若者が、希望を持てるような教育をしていくことが必要ではないでしょうか。

これからこの答申を受けて、教育ビジョンが発表され、改革推進プログラムが12月出される予定となっています。現実とマッチしない拙速な改革とならないよう、今後も注視していきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シンドラー社製エレベーターその後…

6月19日の常任委員会で、金沢区瀬ヶ﨑小学校の閉じ込め事故の件について、保護者への説明をきっちりすべきと意見を言いました。

そして一ヶ月経過…。昨日の常任委員会では学校に設置された他社のエレベーターの点検と結果についての説明がありました。

シンドラー社製以外でも5件の不具合が確認されましたが、6月30日までには全部の点検と安全確認をしたとのこと。当然、該当の学校から保護者に対してその結果報告はされるでしょう。

でも、瀬ヶ﨑小学校にはいまだに保護者に対して、説明がない!教育委員会からは説明をするよう促したそうですが、それってすぐにやらなければ意味がない。学校の認識の甘さか、教育委員会の対応の甘さか、体質の問題か…。

学校での出来事は、きめ細かく情報を出していかないと、保護者と学校との信頼関係は成り立ちません。家庭との連携が必要と言う割には、お粗末なお話ではないですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月15日 (土)

真夏の学校は暑い!

7月半ばだ言うのに、この暑さ!コンクリートに囲まれた学校は耐えられないほど暑いでしょう。アトピーの子どもは汗をかくと痒くなるので、なおさら辛いでしょうね。

全国の公立小中学校普通教室の冷房設置率は04年で6.2%。文科省では03年度から10年かけて、公立小中学校・高校などの普通教室30万室に冷房を設置する「30万教室冷房化計画」を打ち出したものの、財政的に厳しく頓挫したとか・・・。

一方、東京では騒音対策から公費による冷房化が進み、23区ではほぼ100%の区もある。横浜市で全教室に設置となると200億以上かかるので手をつけられない・・・。

けれど、日中グラウンドで思い切り体育をやったあと、授業に集中できるのか。せめて特別教室の冷房設置、体育のあとの授業はその教室を利用するとかできないでしょうか。

環境教育のために、打ち水とかすだれの使用とか昔の知恵を使って快適に過ごせる方法を皆で考えるのもおもしろいかな。それに子どもは耐えるべき!とも思うし。しかし、最近はそうもいってられないほど暑い!

我が家は冬は一切の暖房は使わないけれど、夏は地球温暖化を気遣いながらも、冷房を使ってしまいます。地球温暖化が確実に進んでいる時代、子どもたちが学校で快適に過ごせるよう、せめて扇風機を全教室に配置して欲しいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月17日 (土)

教育基本法の行方と大人の責任

娘に言われました。「大人はすぐ、昔の子どもに比べると今の子どもは…って言うけれど、今を作ったのは大人でしょう。今は昔と違うんだから比べないで欲しい!」う~ん。確かに…。

憲法改正、米軍再編、防衛省への格上げ、共謀罪、そして教育基本法改正。子どもたちを育むための教育も、時の権力によって大きく捻じ曲げられようとしています。

金沢かもめでは毎月第三金曜日に、市民による「平和・憲法・基地を話す会」を催しています。このテーマでの人集めは難しいものの、友達とはこういう話がしにくいけれど、どこかで同じ思いを持っている人と話したい、という市民も少しずつ増えています。

今日は國學院大學の楠原教授に教育基本法改正の内容と問題点を伺いました。

改正の理由としてあげられているものの中で、

「少年犯罪の凶悪化」…統計を見ても違う。マスコミによって煽られている結果。

「公共精神がない―個人主義のいきすぎ」 …個人主義は自己肯定と共に、他者も肯定すること。今の子どもたちは、公を学ぶ訓練がされていないために公と私の区別がつきにくい。子どもには社会的責任を与えることで大人になっていく。例えば選挙権を18歳から与えるなど、自分が社会の役になっているという自覚が必要。

「性の乱れ」…先進国でAIDSが増えているのは日本だけ。乱れた性情報がインターネットなどで簡単手に入る状況(これも大人が作っている…)をすぐには変えられない。だから性教育は絶対必要。

本当に各党の大人たちは、今の子どもの置かれている状況をよく理解したうえで、改正すべきというのでしょうか。回顧主義だけでは全く問題解決にならない。

教育基本法は昭和22年に戦争の反省の元、憲法と同じように「国家権力を牽制するため」につくられたもの。個人の尊厳がないがしろにされ、国民を拘束する法律になることは避けなければなりません。

今の社会を作ったのは大人。そして良い方向に変えていく責任があるのも大人。世の中はもうひとつこれらの問題にちゃんと向き合っていない気がするけれど、国家権力に縛られない、個人の尊厳と自由が保障される社会にしなければ・・・。気がついたら大変な社会になっていた・・・ということがないように。                          

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月24日 (水)

地域に開かれた横浜市大へ

私は、金沢区に住んで20年近くになりますが、歩いていけるほどの近所に横浜市立大学があります。しかし、これまでは学園祭にしか足を運んだことしかありません。(体育館で行なう学生プロレスは結構見ものです…)

さて、その横浜市大は、昨年の4月に独立行政法人の公立大学法人となりました。現在、経営組織、学部編成、カリキュラムを一新し、地域により身近な大学として改革を進めているところです。

先日、特別委員会で横浜市大の学術情報センター、つまり大学図書館の視察をしました。市大の図書館は知的財産の宝庫として貴重な資料を持っていますが、2002年9月からは「市民利用制度」を設け一般の人も利用することができます。

市内の在住者または在勤の市民にカードを発行し、利用を可能にした制度ですが、2003年9月からは日曜日も利用できるようになりました。身近な知的財産が利用できるチャンスです。市民や市民団体も大いに活用して欲しいと思います。

また、市大では、市民が無料で参加できる特別講演会や、環境団体が主催するシンポジウムも頻繁に開かれています。私も一