今度の参議院選挙は、与野党逆転の大きなチャンスですね。安倍政権の傲慢な政治に市民は嫌気がさしているものの、その怒りが投票という行動に結びつくか…がポイントでしょうか。
安倍首相は「今度の選挙は憲法改正が争点!」と言っていたはずなのに、年金問題が浮上して、憲法改正の旗を大きく振れなくなったようで。
消えた年金5000万件。それも40年以上前からわっかていたのに放置されてきた…そのずさんな管理は首を傾げるばかりです。
特に女性は結婚や離婚で姓が変わったり、出産などで仕事をいったんやめて再就職したりと、社会保険のデータが複雑になりがち。個々に調べたほうがいいでしょう。
さて、自分の年金は…と久しぶりに年金手帳を探してみました。私は長男出産で会社をやめ、厚生年金の第三号被保険者に。その後議員になって国民年金の被保険者になっています。
1997年に基礎年金番号が導入され、2004年に社会保険庁から調査の依頼がきています。その際、私は国民年金の番号を通知し、統合されました。年金番号を複数持っていたり、名前や住所が違っていたりという事例は、その時点で訂正できたはずです。
私は会社員時代、人事部の福利厚生関係の仕事をしていたので、毎年行われる社会保険の「月変・算定」(標準報酬の見直し)や、新入社員の社会保険の登録手続きを行っていたので、内容は理解できるものの、市民にとって年金制度は非常に複雑で、分かりにくい。
年金手帳が見つからないとか、手続きが面倒とか、いろいろな理由でそのままにしてしまった人も多いのではないでしょうか。
基礎年金番号導入の時点で、ある程度照合されたのに、それでも5000万件というのも驚きですが、直接社会保険の手続に携わっていた者として、これだけイージーミスがあるとするならば、標準報酬の登録ミスもあるのではないか…と疑ってしまいます。
そういう意味で、単に加入していた期間を確認するだけでなく、そのときの標準報酬が妥当なものであったか、それもチェックしたほうがよいでしょうね。それを基に年金額がきまるのですから。
消えた年金データを復活すべく、地方の第三者委員会が発足しましたが、「一応確からしい」という判断を統一するのは難しいのでは。結局うまく申し立てられなかった人が損をする、ということが起こりうるのではないかと心配します。
いずれにしろ、この処置はあまりにも遅すぎる。お役所体質そのものというべきか。役所って結局誰のために仕事をしているんだろう…と思いますよね。