06 男女共同参画

2010年6月29日 (火)

夫婦別姓は多様な生き方の選択肢のひとつ

今年第二回目の議会が23日に終了しました。最終日は討論と賛否でしたが、ネットワーク横浜の単独会派になって初めての討論を、私が行いました。

「選択的夫婦別姓の導入に反対する意見書」が出されることについては、横浜市会では非常に珍しく、常任委員会での賛否と本会議での賛否が逆転するという事態になりました。(人権侵害救済法に反対・子ども手当反対も同様)

この件については、主に自民党が反対しているのですが、委員会では人数が多いけれど、本会議では過半数に満たないということで、逆転の賛否になったわけです。これまで、自公民の賛否が何故か割れなかったことを考えると、議会の正しい姿ともいえますが…。

本来なら、民主党に反対討論してほしいところですが、なぜか民主党も一枚岩ではないようで、とはいえネット横浜として静観するわけにはいかず反対討論をしたのですが、それはそれは大変なヤジの嵐!

いろいろな意見があって当然。でもヤジは言葉の合間に入れてくれないと聞こえない!

私は、選択的夫婦別姓は、結婚や出産の時に、夫婦で家族のあり方を話し合う絶好の機会だと思っています。これまで当たり前のように夫の姓を選択し、自己喪失感を感じてきた女性の気持ちを男性に知ってほしいし、家族をつくるということはどういうことなのか考えるいいきっかけになる。夫婦別姓が家族を崩壊させるなんて何の根拠もなく、むしろ逆の効果があるのではないでしょうか。

私は、旧姓と今の姓を使った期間がほぼ同じくらいになったけれど、今だに若干の違和感があるし、兄の妻や子供たちが、当たり前に私の旧姓を名乗っていることになにか戸惑いを感じます。

そんなに恐れることはありませんよ。新しい時代にふさわしい、多様な生き方や考え方を認める社会の一つの選択肢なのです。

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2010年6月 9日 (水)

家庭を守るのは女性も男性もないでしょ!

厚労省の調査で、「男は仕事、女は家庭を中心にする方がよい」と考える既婚女性がこれまでの低下傾向から一転し増加した!とのこと。

特に29歳以下は12.2%増化し47.9%に。30、40歳代も増加し、50、60歳代は低下傾向とか。これだけ見ると、性別役割分担意識が変わってきたと言えそうですが、よく見ると、常勤の女性の上げ幅が一番大きい。

つまり、子供を持ち常勤で働いている女性は、皆疲れてしまったのではないかなー。自分としては、ちゃんと働きたいけど、家庭の事も子供の事も全部肩にのしかかってきている。要するに夫の助けがない、会社は冷たいという既婚女性の働く環境が相変わらず整っていないことが背景にあるのではないでしょうか。

横浜市の調査でも、女性は主婦業にという考え方が、70歳代についで30歳代に多い。10、20歳代は否定的なのは、若い人は頑張りたいと思っていても、現実は厳しいということですよね。

女性でも男性でも、家で子育てや家事に専念したい人、仕事を続けたい人、それぞれ自分で選択できる社会が望ましいのでは。

そもそも「男は外で働き、女は家庭で」をどう思うか…なんて質問がおかしいんじゃないかなぁ?夫も妻も力を合わせて協力しながら家庭を守るのがホントだと思うけど…。

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2008年12月 3日 (水)

12月1日は「世界エイズデー」

12月1日は「世界エイズデー」です。知っていますか?

厚労省の調査では、2008年7月~9月の新規HIV感染者は294人!三ヶ月ベースでは過去最多! 先進国の中で、HIV感染者が増えているのは日本だけです。

自治体で無料検査を行っていますが、検査を受けた人は全人口の0.1%。やはり他人事という人が多いんでしょうね。

「HIV・エイズ意識調査」では、「自分がHIVに感染していたら恋人に伝える」と答えた人が21%しかいないという驚きの結果に! 特に若者は、自分は関係ないと思っていることから、やはりこの病気の怖さとか、防ぐ方法を教えなければ。

…と考えていたら、娘の通う高校からのプリントを見てビックリ!保健委員会のエイズ予防班が生徒自ら啓蒙活動を行っていました。

正しい知識を身につけるため、エイズ予防講演会を企画したり、アンケートを取ったり、昼休みや放課後に、差別と偏見を取り上げた予防のビデオを作成したり。

私たちが若いころは、性的な知識を学校で教えることはタブーで(生物学的な性差などはやりましたが)、とても進んでいるなと思うと同時に、真正面から生徒自らが取り組む姿勢に感心しました。

今の子供は、あらゆる知識を簡単に手に入れられるけれど、正しい知識とは限らない。性教育は相変わらず強い圧力があるので進まないけれど、一生を台無しにしないためにも、正しい性教育は必要です。

アンケートの感想を見ると、「真面目に考えようと思った」「誰でもなる可能性があることがわかった」という感想もあって、保健委員会のがんばりに拍手!wink

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2008年6月20日 (金)

従軍慰安婦の人権

第二次世界大戦での従軍慰安婦の存在は、もちろん学校では触れられることもなく、その存在を知った時はかなりの衝撃を受けました。

国連人権委員会でも問題とされ、アメリカの議会で非難されていても、政府はかかわっていなかったといまだにその姿勢を変えません。

敗戦後、旧海軍が慰安婦を看護婦に雇用するよう命じた公文書が見つかった、という報道がありました。連合国側へその存在を隠す意図の可能性もあったとか。

実際に自分の意思に反して、屈辱的な性的虐待を受けた人が存在しているのですから、まずは軍の関与を認め、謝罪と賠償をすべきでしょう。

戦争がおこると、女性は弱い立場になります。逃れることもできず、従わざるを得なかった女性たちを思うと、胸が詰まります。戦後60年以上たっても、いまだにくすぶる慰安婦問題。

国家が人権を踏みにじることは許されない!うやむやにせず全面解決を望みます。

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2008年5月16日 (金)

DVの啓発に一役

木曜日の10時からの「ラスト・フレンズ」というドラマを見たことありますか?人気の若手俳優によって若者の内面が描かれたドラマですが、その中にDVの描写が出てきます。

女性が交際中の男性に殴られたり、かなりリアルな場面もあって、ドラマと分かっていても眉をひそめドキドキsweat01

以前、市議会でデートDVの質問をしたら、男性議員の反応がひどかった!というブログを書きました。まだデートDVの認知は低いんですよね。それにDVはなかなか実態が見えないんですが、横浜市は政令市で初めて、デートDVの意識・実態調査を行い、77ページにわたる調査結果を公表しています。

高校生・大学生の4人に一人が何らかの被害を受けているという結果には驚きsign01若い世代向けの予防啓発をもっと進めるべきですよね。

でも、年間に数か所の高校生向け講座だけでは、啓発は難しい…と思っていたら、このドラマがスタートしたのです。

プリントやパンフを配るよりも、このドラマはとても有効な啓発になります。視聴率も相当高くなってきたし。

娘はほんとにこんな事あるの?とちょっと怖がっています。相手を見極めることも大事だし、嫌なことはいやという勇気も必要。

でも、リアルすぎて加害者の役をやっているアイドルの人気が下がるのでは…と妙な心配をしたりしてますがcatface

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2008年5月 6日 (火)

夫婦別姓もありですよね

4月22日、民主、共産、社民の野党三党が民法の一部改正案を参院に提出しました。

1999年以来10回提出するも廃案になっているものですが、与野党逆転の中で今度は成立するのでしょうか。

内容は ①選択制夫婦別姓 ②婚姻適齢を男女とも18歳にする ③再婚禁止期間を100日に短縮する ④非摘出子の相続分を摘出子と同じにする  というものです。

夫婦別姓については、だいぶ前からいろいろ議論されてきましたが、母子家庭や働く女性が増えている社会情勢の中で、選択制夫婦別姓は認めてもいいのではないでしょうか。

私も会社勤めの途中で結婚しましたが、仕事をしている上では姓が変わることは不便だったし、その後別姓で仕事している女性が出てきて、羨ましく感じました。

子供が生まれたときにどちらの姓を選択するかという問題はありますが、同じ名前を名乗ることが家族の一体化に必ずしもつながるものではありません。多様な生き方を認めるためには、選択制夫婦別姓もありだと思います。

これまで300日であった女性の再婚期間を100日にすることも提出されています。一時無戸籍児の問題が取り上げられていましたが、そもそも実質の離婚と書類上の離婚は必ずタイムラグがあるはず。やっと別居してもそのあと調停などで実際に離婚できるのはかなり後になるし、調停さえできないケースだってあるでしょう。

300日を100日にすることは、無戸籍の苦しむ人が減るだけで、なくなるわけではない。再婚禁止期間と親子関係は別問題…という意見には、なるほどと思います。

それにしても、この関係の報道が少ないのはなぜでしょう?不思議ですね。

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2008年3月16日 (日)

DV被害者は増えている!

昨年1年間、DV被害者が前年に比べて15.1%も増え、2万件を超え過去最高になったことが発表されています。

これまで、人に言うことも、相談することもできなかった人が、DV防止法ができたことで、援助を求めるケースも増えている。

男性の被害者も少数いますが、DVというのはほとんどが女性の被害者で、男性に理解されない。警察もなかなか本気で取り合ってくれない。児童虐待や高齢者虐待のように、家の中での出来事で、表に見えにくい。大人なんだから、自分で解決できるだろうと思われがち。でも、本当に深刻なケースもまだまだ隠れているのでは。

先日議会で「男女混合名簿は、男らしさ、女らしさなくし、人格を破綻させる」という若手の議員の発言に議会が紛糾しました。彼の描いている「男らしさ、女らしさ」とは、いったい何だろう?男は強く、女は弱くなのか?じゃDVなんて当たり前なのか?  といろいろ疑問は残ります。(公開質問状をだしたいですね…)

「男の子に、男らしくしろ! というのは、男の子が元々弱くて、はっぱをかけないともっと弱くなるから言うのよ」 と2女1男を持つお母さんが言っていました。

「男らしい、女らしい」ではなく、自分らしく!ありたいですね。

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2008年2月11日 (月)

「ワーク・ライフ・バランス」は、日本の将来を変える!

2月7日、子ども青少年局主催の「ワーク・ライフ・バランス」セミナーに参加しました。

富士通総研の主任研究員である渥美由喜氏の基調講演と、中小企業の取り組み事例が紹介されましたが、中小企業の担当者など満席でした。

先日発表された「横浜市2008年度予算案」では、働きやすく子育てしやすい企業づくり支援としての予算1300万円が計上されています。

「ワーク・ライフ・バランス」というと、仕事と家庭のどちらかを重視するというイメージですが、ワークの土台がライフであり、質の高い生活が質の高い仕事を生み出します。

 

 渥美氏は、大企業から中小企業へ転職し、働きやすい職場ほど仕事の成果は上がると実感したこと。男性で始めて育児休業を取得し、復帰後も子どもの保育園の送り迎えを担当していること。仕事を切り上げる時間が決まっているので、逆に業務効率は高まったことなど、自らの経験を交えながらの話は、説得力がありました。

 

 共働きの夫婦だけでなく、夫だけが働いている場合でも、夫の長時間労働が変わらなければ妻の負担は重くなるわけで、「ワーク・ライフ・バランス」は、女性や子育て世代だけでなく、男女とも働きやすい環境を整えることでもあります。

 

 そして、優秀な人材の確保、意欲の向上、仕事効率の見直しにつながり、企業にとっても大いにメリットがあります。

 事例紹介では、 ㈱富士通ワイエフシーの社長自らの発表がありました。

「女性の働く環境を改善したい!」 という一女性従業員からの社長への手紙から始まったPJによって、女性の退職者が減り、利益も上がったという効果と共に、社員の意識改革が進み、職場も活性化したとのこと。

「ワーク・ライフ・バランス」は社会の変化と共に、日本の将来のあり方を大きく左右するものです。まずは社会全体の意識改革でしょうか。

横浜市の両立支援事業昨年から始まったばかりですが、単発事業に終わらず、長期的な視野で取り組むことが求められます。横浜から社会を動かそう!

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2007年10月19日 (金)

男女共同参画の道は遠い…

今日の市民活力推進局の審査のなかで、男女共同参画の推進について、公明党の女性議員が質問をしました。

夫や恋人による暴力の相談が、増えていて、全体の4割にも及ぶ。20代の女性がうけた恋人からのDVは、22%にもなる。こんな実態が紹介されると、男性議員からは 「ホゥーそんなにいるのか」 そして後ろのほうからは 「そんなの別れればいいじゃないか」との声。

認識が甘すぎる!私が2年前にデートDVの質問をしたときと、全く同じ反応です。弱者の声を聞かなければならない議員がこれですか…。

時に生死に関わる事件も発生しているDVなのに、いったいこの認識の違いは何だろう…。想像力の欠如?これまでの教育がいけないのか?

男と女の間の深い溝を感じました。

男性の女性に対する支配、束縛が力によって、暴力によって行われている。そして、それについて何の疑問も持たない男性が多いという現実。

逃げたくても逃げられない、別れたくても別れられない、そんな状況の人がたくさんいるんですから。その現実が理解されるまで、まだまだ道は遠いようです。

女性議員を増やしたい!そう強く感じた一日でした。

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2007年7月 3日 (火)

やっぱり離婚は増えた!

離婚の際に、年金を夫と妻で分割できる制度が、今年の4月から始まりました。

制度がはじまるまで離婚件数は減少傾向にあったけれど、制度がはじまったら増えるのでは…という予想どおり、4月の離婚件数が昨年同月より1349組(6.1%)増えたとか。

年金分割制度ができるのを待って、離婚を突きつけるケースが多いということですかね。やはり女性からの請求が多いのかな。

「俺が食わせてやってるんだ、文句あるか!」という時代は終わり。一つの家庭の中で役割分担をしているのだから、年金分割は当然ですよね。

ただし、無条件で半分に分割ではないからご用心。あくまでも話し合いで分割割合は決まります。

夫の立場からは異論もあるかもしれないけれど、妻が日ごろ何を考えているのか、不満は何か、知ることは必要ですよ。いきなり離婚届を突きつけられないためにも…。

団塊の世代が定年になり、うちの中で夫婦が24時間顔を付き合わせると、生活のペースが変わり鬱憤もたまるというもの。お互いが自立して自分らしく生活できるように、話し合いをしておくことがいいかもしれません。

必要なのは日ごろからの会話かも…。

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