その人らしく暮らすということ ~障がい者施設見学~
先日、港北区にある身体障がい者支援施設 「横浜らいず」と、知的障がい者支援施設 「花みずき」を見学しました。仲町台の駅から丘を上った見晴らしの良い静かなところにこの施設はありました。
「花みずき」は、平均年齢35.6歳、50名の入所者、短期入所も10名、そして日中活動として入居者を含む60名の方が、園芸や缶つぶし、機織りなどの作業を行っています。
かなり重度の方も多いのですが、ノーマライゼーションの理念のもとに、自由と人権とプライバシーに考慮した施設のつくりで、建物もコテージのようにおしゃれ!10名程度でユニットに分かれ浴室やキッチンは共有ですが、それぞれ個室を持っています。
「横浜らいず」は、平均年齢58歳、車いすの方も多く、障がいの重度化・高令化が進んでいるようです。
どちらの施設も、ジャージなどの作業着ではなく、普通のおしゃれな格好で若い職員がは つらつと働いており、また、施設も風が通りとても明るいので、さわやかさを感じました。とはいえ、重度障がい者の介護は、身体的にも精神的にもかなり厳しい!
(↑ユニット内の食堂、奥に個室)
「障がい者は地域に返す」という施策が進められていますが、重度の障がい者本人が皆出ていきたいわけではない、施設で生活していても、その地域で生活していることであり、そう簡単に地域に帰れるものではないという話が印象的でした。
確かに、この施設は、入居施設はあくまで生活の場であり、施錠や日課などはなく、自分らしくやりたいことをやる、そして日中活動をするために施設から通うという、生活にメリハリをつけ、その人らしく生きることに重きを置いています。
障がいをもっても、普通に暮らしていくための施設の必要性を改めて認識した見学でした。
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