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2009年2月21日 (土)

定額給付金は地方分権改革に逆行している

定額給付金は、国会でも議論が沸騰し、世論調査でも6割以上が評価せず、2兆円もあるならば今必要とする施策に有効活用してほしいという声がほとんどです。

横浜市では、定額給付金の対象は370万人、総事業費も549億円でそのうち事務費は30億円にものぼります。

また、子育て応援特別手当は、今年の2月1日で第二子以降が3歳~5歳に当てはまる子供が支給対象です。つまり第一子が6歳以上で第2子が3歳未満の場合、また子供がたくさんいても第2子以降が3歳から5歳に入っていなければ、給付を受けられないという、大変わかりにくく、子育てを応援しているとはとてもいえません。

この二つの事業を規定する法律はなく、国が明確に「自治事務」であると位置づけているならば、条例を制定して自治体の裁量をふるうことも可能だったはずです。

現在進められている地方分権改革の流れと逆行しているこの事業。押しつけられた自治体も膨大な事務量で超過勤務を強いられます。国は自治体の自主性を重んじ、将来を見据えた有効な税金の使い方をすべきです。

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07 議会質問」カテゴリの記事

コメント

突然コメントをさせていただき申し訳ありません。

「自治体も膨大な事務量で超過勤務を強いられます」とのことですが、事務費を国からもらえるので、高いお金払って、民間の業者に丸投げになっていませんか?

どのような作業まで丸投げか、気になるところです。

結局は、人(国・税金)のカネ。
面倒なことはお金払って解決です。
きっと横浜市に限ったことではありません。

投稿: きき | 2009年3月 6日 (金) 15時03分

初めまして。けん玉と申します。

定額給付金についてですが、台湾・ドイツ・米国・スペインなどでは同様の政策が実行されたと聞いています。不況時の経済政策として政府が財政出動を行うのは、世界的に見ると一般的に行われているものと考えられますが、政策としては間違っているのでしょうか。

福祉に税金を回すことは国の役目として確かに重要ですが、経済対策を行うこともまた重要な役目の一つです。定額給付金を批判なさっているということは、定額給付金よりも実効性のある経済対策がおありなのだと思います。ぜひお聞かせ願いたいと思います。

あと、文章中の「今必要とする施策」の具体的内容についてもお教えいただきたいと思います。

投稿: けん玉 | 2009年3月28日 (土) 00時19分

きき様
コメントありがとうございます。
確かに事務費用は国から出るので、民間に任せてしまう部分も多いのではと思います。またこの作業に関わる職員の給与は自治体負担になるので、臨時アルバイトを雇うわけですが、雇用対策になるとはいえ、短期に限ったものです。
今回の給付金は全て振り込みですから、銀行への振込手数料や郵送代もばかになりません。印刷、封筒、印刷用紙などの業務に関わり喜んでいる企業のあるんでしょうね。

けん玉様
コメントありがとうございます。
定額給付金というのは場当たり的な施策で、経済効果はあまり期待できないと思います。地域振興券と異なり、個人の口座に振り込まれることから、生活費に組み込まれ赤字の補填となるのではないでしょうか。
もとはといえば税金であり、2兆円というまとまった金額があれば、学校の耐震強化、産科・小児科医師の確保と医療の充実(病床の拡充)、福祉人材の確保、赤字の福祉施設への補填、教員の増員などに使えば多くの国民が納得するのではないでしょうか。
また、生活支援として給付するのであれば、低所得者に限っての経済的支援、雇用創出など今本当に困っている人のために使うべきだと思います。
経済対策としては、新エネルギー導入等への補助や技術支援、内需拡大のための農業振興、医療体制の改善、雇用の創出などが必要と考えますが、これは先日発表された政府の追加経済対策とも近いようです。
横浜市として何をすべきか、今後も考えていきたいと思います。

投稿: 荻野慶子 | 2009年4月 3日 (金) 04時07分

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