昨日、第三回定例市会が閉会しました。この議会中、議会軽視とも思える出来事が次々起こりました。
〈その一〉横浜市は、緑保全のため、緑新税の導入をにらみ緑UP計画を検討しています。そのため環境創造局の常任委員会では、横浜市の緑の減少について、様々な資料を出して説明がされました。
緑被率(市内の緑の割合を示す数字)は今31%となっています。これは500㎡以上の緑の割合です。
大都市では、屋上緑化や街路樹を植えたりと小さな緑を増やそうと取り組んでいるので、ネットの杉山議員が「300㎡以上の数字があるのでは」という質問をしたところ、「それは飛行機を飛ばさないとわからない」と言っておきながら、実は詳細な調査はされていたのです。
細かく調査すれば当然割合が上がるわけですが、資料では、資料を使い分け緑の減少を強調していることがわかりました。
もちろん緑は減っているし、保全対策は必要です。だからといって、曖昧な(というより意図的な)数字を並べて説明するとは!?
緑新税は年間1300円とする案が出ています。今、市民税は年間3000円。それが4300円になるのですから、議会としても慎重に審議しなければなりません。それを検討するための資料がこれでは「ほーらこんなに減っているでしょ!だから税金とりましょ」と誘導しているように思えます。
〈その二〉今回出された請願に、横浜港の埠頭業務の入札に談合の疑惑があるので調査するべき、というものがありました。16日に行われた港湾局の委員会では、談合の疑いはないと当局が言い切り、この請願は不採択になりました。
ところが翌日、横浜市は公正取引委員会に談合の疑いありと告発していたことがわかりました。
2005年から2008年に行われた競争入札は、同じ業者が落札し、落札額も予定価格の99.95%!限りなくクロにちかいですよね。
委員会での説明は、全く問題なしと言いながら、実は怪しいと準備を進め、委員会の翌日に告発するとは、いったい議会をなんだと思ってるの!
昨日の本会議で、これは問題ありなので、委員会を再度開くべきと、同じ会派の井上議員が主張しましたが、結局自公民の議員は同意せず…却下されました。
これは、議員全員が議会軽視ではと怒っていい話なのに、なぜか予定にない事には乗れない大会派…。これでは形式的な議会と言われ、行政にも軽く見られてしまいます。議員も調査能力が問われますが、二元代表制のしくみを発揮しなければ、議会の存在が問われてしまいます。
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