揺らぐ食の安全
連日、中国産冷凍ギョーザの事件が報道されています。特にお弁当を作る家庭では、慌てて冷蔵庫の中を確認したはずです。
ありました。我が家にも…。「原産国 中国」と書かれた冷凍野菜が…。
日ごろから、なるべく国産を購入し、アレルギー物質のチェックもしているのですが。
横浜市は、報道された当日に市内店舗241店の調査を行い、当該商品を発見した41店舗で店頭からの撤去が行われ、メタミドホスは検出されませんでした。学校給食についても、調査を行い、該当食品が横浜市の給食には使われていないことが確認されています。
先日「食PJ」で、食品検査所の視察を行い、精密に検査されている現場を見てきただけに、何故検査で発見できなかったのかという思いです。ただし、今回の冷凍食品は、市場を通して流通しているのではないため、横浜市でチェックすることはできません。
ならば横浜港に入荷した時点で検査できなかったのか、でも、当該食品全部が農薬が検出されていたわけでなく、故意の可能性もあるので抜き取り検査では難しいのかもしれません。
今回の事件では、国、自治体、流通業者の連携ミスも被害が広がった大きな原因でもあります。
国は食の安全を重視するということですが、輸入食品が増加する中で、横浜市でも検査体制を強化し、消費者側も厳しい監視の目を持つことが必要でしょう。
これからは、生産者や製造者、消費者、流通業者が、情報を共有し意見交換を行う「リスクコミュニケーション」を深め、食の安全を確かなものとしなければなりません。
日本の食料自給率は39%。経済危機に対処するだけでなく、食糧危機にも対処していかなければ、日本の将来は危うい!
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