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2007年5月17日 (木)

また一歩階段をあがってしまった…国民投票法案可決

国民投票法案が可決をされました。この法案は憲法を改正したいという安倍首相の野望を実現するための大きな一歩であり、国民への説明もないまま、同意も得られないまま、あれよあれよと決まったことは本当に残念です。

安倍首相は参議院選挙の争点は「憲法改正」と言っていますが、国民は、先日発表された調査でもわかるように、憲法改正よりも、もっと生活にかかわる格差是正、教育、年金、医療などの改善を望んでいます。

憲法は権力を牽制するために存在すると聞いたときは驚きました。その時代の権力者の野望(戦争をするために憲法を改正したいという)を牽制するためにあるとしたら、安倍首相が国民の思いを無視して、憲法改正と声高に叫ぶことの可笑しさに、私たちも気付かなければいけないでしょう。

国民投票法案も、18歳からの投票とあります。教育の現場で、現代史を適当に流され、戦争や憲法の意義を教えられていない子どもたちが、いざ憲法改正を問われたときに、なにを根拠に判断したらいいのでしょう。

判断力や思考力が身につかない今の受験中心の教育の中で、急に大人扱いにすることに無理がある。大人扱いするのであれば、自分の考えの下に判断できる教育や、経験をさせて、一票の重みを考えて投票できるような、そんな教育が必要ではないでしょうか。

安倍首相は、アメリカの若者が血を流しているのに、今の日本憲法のもとでは、日本の若者が血を流さないのはおかしい、と言う発言をしたそうです。

国家というまるで形のない、権力者が動かしている虚像のために血を流さなければならない。この不条理さに多くの人が声をあげなければ!

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