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2006年11月27日 (月)

アトピー患者の苦悩~ステロイド剤使用の弊害~

増加しているといわれるアトピー性皮膚炎の原因は不明。その治療方法も確立したものはありません。うちの娘は生まれてすぐから重症のアトピー性皮膚炎で、ほっておくと血がでるほどかきむしるので、24時間体制で見守らなければなりませんでした。

毎週近所の皮膚科、月1回は市大病院に通っていましたが、なかなか治らず、苦悩の末民間療法にたより、今では日常生活に支障はありません。

とりあえずほっとしたものの、やはり体質なのか、息子も大きくなってからアトピーがひどくなってきました。娘とは違い血液検査でも特に問題なく、以前同じ薬を飲んでも息子には効かなかったということは、アトピーというのは人によって原因も様々で治療方法も違うということでしょう。

11月19日、ネット横浜の杉山市議が代表をつとめる「生活クラブアトピーネットワーク」の講演会に参加しました。「脱ステロイド&保湿剤依存症からの脱却」と題し、公立学校共済組合近畿中央病院皮膚科部長 佐藤健二先生の講演です。

会場には150人近くの当事者や保護者が駆けつけ、なかなか治らないアトピー性皮膚炎の深刻さが伺えます。

先生は本来のアトピー性皮膚炎と、ステロイドの長期間使用が原因の依存症と分けて症例をあげながら、ステロイドの弊害を力説していました。

10年前からステロイドの危険性は言われていましたが、病状が悪い人が、ステロイドに頼らざるを得ない状況はよく理解できます。息子のアトピーがひどくなったとき、医療の進歩が著しいのだから、10年前とは違い、ステロイドではない新しい治療法ができているのではと大学病院に行きましたが、治療法は10年前と全く同じ。いやむしろ大量のステロイドが処方され驚きました。

命に別状はない病気とはいえ、アトピーは深刻な病気です。精神的なダメージも大きく、生活環境や食事に気を配らなければいけないし、家族も滅入ってしまいます。

現代病といわれるアトピー性皮膚炎やアレルギーの研究と、治療法の確立がされることを強く期待しています。

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