核を持っていい国、持ってはいけない国
北朝鮮の核実験の実施は世界を震撼させました。核実験の成功をたたえる威勢のいい北朝鮮のアナウンサーの声と、足並みそろえた10万人規模の行進が報道される反面、郡部の市民は貧困と飢えにあえいでいる実態も明らかになっています。
いったい北朝鮮はどこに向かおうとしているのでしょう…。
唯一の被爆国である日本では、この事件をめぐって政府幹部が、核をめぐる議論をしてもいいという意見を述べています。非核三原則の堅持を確認する議論ならともかく、核を持つべきか否かの議論は全く必要ありません。
政府幹部の発言は、市民の危機感をあおっているとも思えます。核VS核によって、世界の平和は築けません。北朝鮮の暴走を止めるために、武力に頼らない解決に向け、政府は努力すべきです。
「何故、核をもっていい国といけない国があるの?」と娘に聞かれました。核不拡散条約で義務付けられているはずの核軍縮がなかなか進まず、非加盟国のインド、パキスタンの核保有を認めているという矛盾。そして、核を決して許さない日本が、米国の核の傘の下に守られているという矛盾。
平和のために核は必要ない、許さないという強い姿勢を市民が発信していく。特にその権利を持っている日本が訴えていかなければならないでしょう。
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