地域が求める保育って何だろう?
金沢区では認可保育園が次々に開所して、待機児童が10人になりました。このブログで書いた「いまどきの保育園事情」という記事に、横浜保育室に子供を通わせている保護者の方からコメントをいただき、横浜保育室「プレイルームチルドレン」の見学に行ってきました。
横浜保育室はこれまで、慢性的に不足している保育施設を補ってきました。しかし、金沢区のように急に認可保育園ができたことによって、子供が減り廃園に追い込まれたところもあります。
このプレイルームチルドレンは、創立から25年、産休明けから子供を預かり、長時間保育やアレルギー対応など多様な子育て支援を行ってきた実践があります。暫定的な位置づけの横浜保育室ではなく、認可園の申請をし保育の質の維持・向上を目指しています。
たくさん保育園を作ったから待機児童が減ってよかった、小規模な保育室はもう必要ないと切り捨てるのではなく、子供一人ひとりの生活環境や性格や状況に応じた保育を、地域で実践できるようにしなければなりません。
高齢者福祉も、立派な大規模な施設ではなく、小規模多機能な施設を地域につくるべきと方向転換がされています。ハコモノだけの充実では本当のニーズには答えていけません。
保育でも、小規模で型にはまらない園、親の都合だけでなく子供の気持ちに沿った保育を実践している園も必要です。この園があれば次の子供も生むことができるという保護者がたくさんいることにも、目を向けるべきでしょう。
認可保育園では毎日給食ですが、ここは水曜日だけ家からお弁当を持ってきます。お弁当を作ることで、親との絆がふかまり、園でも子供の家庭の様子が見えるとのことです。
園庭は小さいけれど、遠くまでお散歩したり、知育のおもちゃはないけれど家にあるガラクタで何でも作っちゃう!見学の日も上半身裸で、楽しそうに過ごしていました。
母親は3歳まで家にいるべき、保育園にお金をかけることに意味があるのか…などという意見が議会ではまだ聞かれます。今の時代にどんな保育が必要とされるのか、一人ひとりの子供を大切にする保育とは何か、少子化が問題となっている今、考えていかなければと思います。
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